3/24(木)にサイバーエージェントのエンジニア・クリエイターによる技術カンファレンス「CyberAgent Developer Conference 2022」を開催し、 AI、インフラ、バックエンド、ネイティブ、フロント、セキュリティ、クリエイティブ、3DCGなど様々な技術領域における知見や事例を紹介します。

この記事では、ネイティブエンジニアによるセッションの見どころについてご紹介します。

Flutter Hooks を使ったアプリ開発

降矢です。Google Developers Expert for Androidを担当しています。サイバーエージェントでは、モバイルアプリのクロスプラットフォームの取り組みを強化しており、昨年はFlutterプロジェクトが5件、Kotlin Multiplatform Mobile(以下KMM)プロジェクトが4件立ち上がるなど、まさにクロスプラットフォーム技術の導入元年と言って良いような1年となりました。

本セッションでは、Flutter Hooks を使ったアプリ開発についてお話させていただきます。React でのナレッジが多く Flutter へ取り入れられ始めています。その中でも React の世界で一般的になっている React Hooks も Flutter Hooks という形で取り入れられているので Flutter アプリの状態管理の今後を一端として紹介します。

 

「Flutter Hooks を使ったアプリ開発」の視聴予約はコチラから
URL:https://cadc.cyberagent.co.jp/2022/program/flutter-hooks/

 

ABEMAモバイルアプリ開発のDevOps戦略

「ABEMA」のiOS・Androidチーム全体のマネージャーとクライアント戦略室室長を担当している波戸です。「ABEMA」はまもなく開局6年を迎え、サービスの成長に伴いシステム・組織共に非常に大規模になってきました。モバイルアプリの開発チームには、現在約20名のエンジニアが所属しており、これはおそらく国内サービスでは比較的大規模かと思われます。1つのサービスにこれだけのエンジニアが携わるため、並行で開発される機能の数も多くなる傾向にあります。加えて、長く続くサービスとしてありがちではありますが、様々な負債を抱えながら日々開発に向き合っています。

 

我々モバイルアプリの開発チームでは、品質を維持しながら高速に改善サイクルを回して仮説・検証の精度を上げていくこと、素早くユーザーのニーズに応え継続的に改善していくことを目指し、Re-Architecture、Kotlin Multiplatform、Visual Regression Testing、FeatureFlag、SREなど様々な取り組みを行っています。本セッションでは、その全体的な戦略と取り組みについてご紹介します。

 

▼「ABEMA」モバイルアプリの開発チームの開発事例についてはコチラの記事もぜひご参考ください。
https://droidkaigi.jp/ninjas/post/cyberAgent/

 

「ABEMAモバイルアプリ開発のDevOps戦略」の視聴予約はコチラから
URL:https://cadc.cyberagent.co.jp/2022/program/abema-mobile-app-devops/

 

■CyberAgent Developer Conference 2022について

日時:3月24日(木)
会場:YouTubeLiveで配信
公式サイト:https://cadc.cyberagent.co.jp/2022/
SNS:https://twitter.com/ca_developers