こんにちは、Amebaブログプロダクトマネージャーの大西です。
先日、CyberAgentのメディア管轄のPMが集まって、交流を深める「CAMP-US」というイベントの2回目を開催しました。
1回目のイベントレポートは書いていません、、(すみませんmm)
当日はAmebaブログ、ABEMA、タップル、AWA、など様々なサービスに携わっているPMだけでなく、エンジニアやデザイナーも集まり、大盛況でした。
このイベントは、社内のプロダクト開発に関わるメンバー間の連携強化や、学び・交流の機会を提供することを目的としています。
このイベントへの想い
サイバーエージェントのメディア事業では、さまざまなサービスでプロダクトマネージャー(PM)が活躍しています。そして近年、PMに求められる役割やスキルはますます広がり、多様化しています。
そうした中で、同じ社内であっても、他のPMと知見を交換したり、キャリアの悩みを相談したりする機会は限られているという声が少なくありません。
私たちは、「横のつながり」や「学びの場」が、個々のPMの成長を支えるだけでなく、ひいては事業全体の質やスピード、成果にもつながると考えています。
異なる事業やプロダクトの課題・工夫・打ち手に触れることで、自分の領域にも応用できるヒントが得られ、それがプロダクトの改善やチームの強化、より良い意思決定に反映されていくのではないかと思うのです。
そこで立ち上げたのが、社内PM向けコミュニティイベント「CAMP-US(キャンパス)」です。
このイベントでは、事業部の垣根をこえてPM同士が集まり、互いの経験や知見を共有し合うことで、新たな気づきや視野の広がりを得られる場を目指しています。
今回のイベントも、そうした想いのもと開催されました。
CAMP-USとは?
「私たち(-US)は、CA(サイバーエージェント)M(メディア管轄)P(PM)」という意味を込め、学びとつながりの場を提供する“キャンパス”のような存在にしたいという想いから、「CAMP-US(キャンパス)」という名前をつけました。
ロゴは一旦AIで作ったのですが、運営の中で「ちょっとAI画像すぎるし、もう少し拘りたいよね」という話になり、絶賛アップデート中です。乞うご期待ください!
全体の流れ
当日のタイムテーブルはこちらでした。
- 19:00:乾杯
- 19:05~19:20:アイスブレイク
- 19:20~20:30:座談会
- 20:30~21:30:懇親会
- 21:30:クロージング
アイスブレイクでは、「自己紹介(MBTI)」、「最近やっているお仕事内容」、「最近ハマっていること・趣味」、「先週末やったこと」といったテーマで参加者同士の相互理解を深めました。
【座談会】toB vs toC、あなたはどっち向き?〜PMたちのリアルから見えてくる適性〜
本イベントでは、メインコンテンツとして座談会を実施しました。
テーマは「toB vs toC、あなたはどっち向き?〜PMたちのリアルから見えてくる適性〜」です。イベントでは、各領域における注目のプロダクトや事業事例の説明だけでなく、それぞれの組織体制・マネジメント構造、開発プロセスを比較しながら議論が繰り広げられました。
【toC】タップル
今回toC代表サービスとして「タップル」の高岡 哲也さんと本多 真実さんに登壇していただきました。
タップルは毎月12,000組のカップルが誕生しているマッチングサービスです。
Purposeとして「恋愛総量の最大化」を掲げています。マッチングアプリの社会的影響も高まっており、婚姻への寄与や未婚率への影響などが示されました。また、全国の自治体と連携を進め、地方の恋愛課題解決やマッチングアプリの安心安全な取り組みを広げる活動も実施しています。
【toB】リテールメディア事業
toB代表としては、AI事業部のリテールメディア事業でPMをしている、早川 裕太さんと後藤 雅代さんに登壇していただきました。
その中でも2024年11月にプレスリリースされたAI SaaSであるAI POSが紹介されました。
データ分析を専門としない小売企業の担当者や取引先メーカーをターゲットとし、メールやチャットを通じて「データで起きていること」をすぐに理解し、施策実行につなげることを目指しています。
データの集約からAIによる解析・分析、自動でのレポート送信、LLMチャットによる対話型サポートまで、一連の流れをワンストップで提供しているのが特長です。
また、アプリ開発体制についても説明がありました。後藤さんのチームでは、各プロジェクトに専任の開発ディレクターとチームがアサインされ、クライアントと密に連携しながら、設計やテストの各フェーズで都度承認を得るフローを採用しているとのことでした。
参加者交流・懇親会
イベント後半は参加者交流・懇親会がありました。様々な事業部のメンバーが参加しており、多くの交流が生まれたようでした。
現場での苦労話や、開発プロセスでの工夫、最近取り入れているツールやチームマネジメントのコツなど、業務に直結する話題から趣味や休日の過ごし方まで、終始和やかな空気で会話が弾んでいたのが印象的でした。
そして最後に記念撮影。
なんか、とても楽しそうだ。
こうしたカジュアルなつながりが、今後の業務連携や相談のきっかけになることを期待しています。
イベントを終えて
今回のCAMP-USでは、普段なかなか関わる機会のない他事業部のPMや開発メンバーが一堂に会し、サービスの背景や課題、開発のリアルな話まで深く共有し合うことができました。
toB/toCの違いや、それぞれの事業特性に応じた意思決定・プロセスの違いなど、日々の業務では得づらい視点が多く得られたという声も多く、まさに“視野を広げる場”として機能したことを実感しています。
今後のCAMP-USについて
第2回も大盛況に終わったので、また9月頃を目処にして第3回を実施予定です。
今後もこうした取り組みを通じて、プロダクト開発に携わる仲間同士がつながり、刺激し合える環境づくりを進めていきます。
PMコラボ、募集中です!
CAMP-USでは、社内PMの交流にとどまらず、社外のプロダクトマネージャーの皆さんとのコラボレーションも積極的に進めていきたいと考えています。
・PM同士での勉強会の共催
・PMやプロダクト開発に関するカンファレンス企画
など、もし少しでも「一緒にやってみたい!」という方がいれば、ぜひ大西(@soooo_neofly)までお気軽にお声がけください。ご連絡お待ちしています!