こんにちは、ABEMAのプロダクトマネージャーの松田です。
先日、合同会社DMM. com、株式会社サイバーエージェント、株式会社グッドパッチの3社合同でプロダクトマネージャー(PM/PdM)向けのイベントを開催しました!
当日は、様々なサービスに携わっている現在PM/PdMの方から、これからPMを目指したい方まで、80名ほどに集まっていただき、大盛況でした!
開催の背景と、イベントに込めた思い
このイベントを企画したきっかけは、toCサービスに向き合うプロダクトマネージャー同士が、フラットに語り合える場がまだまだ少ないのでは?という日頃からの実感でした。
私たちが日々向き合っているのは、ユーザーの生活に直結するプロダクト。
その裏では、社内外を巻き込みながら、時に孤独に、でも熱量高く挑戦を続けているPdMたちがいます。
だからこそ、
同じように奮闘している仲間とつながり、語り合い、気づきや共感が生まれる場をつくりたい__
そんな思いから、このイベントを企画しました。
そしてその先に、各社のPdMがより活躍し、魅力的なプロダクトが次々と生まれていく未来が広がっていけばと願い、3社で共同開催しました。
登壇者による、リアルで熱いPdMトーク
まずは、プロダクトの最前線で奮闘する3名のPdMが、それぞれのキャリアや日々の葛藤・工夫について語るトークセッションを実施。
- 星野 恵(サイバーエージェント/タップル)
元フロントエンジニア出身。現在はマッチングアプリ「タップル」にてPdMとしてプロダクトグロースを担当。 - 高次 琴乃(DMM.com)
元Androidエンジニア出身。現在はポイントクラブグループマネージャーとして、現在はマネージャーをしながらPdM・POとしてプロダクトのグロースを担当。 - 住岡 耕平(グッドパッチ)
データ分析を中心に、事業企画・プロダクト企画・PdMなど幅広い業務に従事。現在はグッドパッチにてプロダクトのグロース支援や一部ソリューション開発などを手がけている。
キャリアの入り口はバラバラ。でも、3人には共通点が?
登壇者の多くは、PdMを「目指してなった」というより、
「気づいたらやってた」「課題に向き合ってたら自然とそうなった」というリアルなキャリアを歩んでいました。
キャリアの歩みは三者三様。でも、PdMになる人はなるべくしてなっていっているという共通点が見えてきたセッションでした。
PdMは“なんでもやる”けど。。。?
トークセッションでは「PdMに求められるスキル・スタンス」についても白熱。
「なんでもやるスタンス」は大事だとしつつも、プロダクトと事業を成長させていくには、
「何をやらないかを決めることが一番大事」といったワードも飛び交っていました。
また、生成AIの活用については、技術が進化を続けるなかで
「人と機械の役割分担をどう設計するか」がPdMの新たな責務になるという声も上がっています。
AIの可能性については、次回以降さらに深く掘り下げられる場を作りたいです。
トークセッションでは、登壇者の3人が最初こそ様子を伺っていたものの、
それぞれが鋭く切り込み合いながら、本質を引き出すような掛け合いが繰り広げられました。
今回が初対面であったにも関わらず、終始、和やかな空気で、トークが円滑だったのは、登壇者の皆さんのそれぞれの高いスキルと柔軟な姿勢の表れと言えるでしょう。
(みなさん本当にいい方々でした)
OST形式での自由ディスカッション
イベント後半は、OST(Open Space Technology)形式で、登壇者、参加者が入り乱れ、ディスカッションタイム。
気になるテーマのテーブルに分かれ、白熱したディスカッションが行われました。
ディスカッションテーマ
- Theme 1:みんなが考えるPdMって何?
- Theme 2:PdMの実践知について
- Theme 3:PdMのキャリアについて
トークセッション時は参加者巻き込み型ではなかったこともあってか、非常に白熱したディスカッションや、登壇者への質問が飛び交いました。
フロアの空調が熱かったのか、参加者の皆さんの熱量なのか、みんな額に少し汗をかきながら、時間ギリギリまで語り合いました。笑
最後に
PdMという職種は、会社ごとに求められることも違えば、フェーズによっても大きく変わります。
だからこそ、改めて、様々な方々と語り、気づきを得ることが何より大切だと僕自身感じました。
今回のイベントを通じて、
「ひとりじゃない」「悩んでるのは自分だけじゃない」「こんな考え方もあるのか」など
そんな共感や気付きが、多くの参加者の中に生まれていると幸いです。
今後もこのようなイベントを続けていきたいと考えているので、今回参加してくださった方も、今回参加できなかった方も気軽に、次回参加いただけると嬉しいです!
PdMコラボ、募集中です!
サイバーエージェントでは、今回のように、社外のプロダクトマネージャーの皆さんとのコラボレーションも積極的に進めていきたいと考えています。
少しでも「一緒にやってみたい!」という方がいれば、ぜひ松田(@smsm8989smsm)までお気軽にお声がけください。ご連絡お待ちしています!