みなさんこんにちは。

 

Ameba統括事業本部 広告部門 (MDH) のサーバサイドエンジニア 片田です。

ハロウィンも終わり徐々に今年も終盤に差し掛かってきましたね。

忘年会の準備は万全でしょうか?

 

先日、前回に引き続き、MDH主催のエンジニア向け社内勉強会「LT Thursday」の第9回目を開催しました。

 

今回は特別ゲストとして「M.T.Burn」の守山様をお招きし、合同勉強会という形で実施しました!

M.T.Burn社は、LINE社が提供する運用型広告「LINE Ads Platform」を中心としたシステムの開発・運用を行っている、今旬なアドテク企業です。

 

今回の合同勉強会では、普段聞けない内部的なアドテクシステムから開発事情まで、幅広く内容の濃い発表を聞くことができました!

 

その模様をみなさまにお伝えしていきます。

 

  1. 平松: 「DynamoDBとBloomFilterのムフフなカンケイ」

はじめに、当社「A.J.A.」のチーフアーキテクト平松からの発表がありました。

以前、CyberZさんとの合同勉強会の際に発表した「ぶるーむふぃるたを直感的に理解する」の続編となります。

今回はそのBloom Filterが実際に我々のプロダクト「A.J.A.」でどう活用されているのかを発表しました。

 

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DynamoDBのReadを発生させる前に、

Bloom Filterでフィルタすることにより、ミスヒットによる無駄な課金を減らすなどの工夫がされているようです。

 

 

普段プロジェクトに関わっていてもあえて聞かなければわからないような技術だったので、私自身勉強になる発表でした。

 

 

  1. M.T.Burn社 守山様: 「M.T.Burnのシステムについて」

2人目はM.T.Burn社の守山様から発表していただきました。

「M.T.Burnとは?」という話から実際に運用しているシステムの構成まで、幅広くプレゼンをしていただきました。

 

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主に使っている言語としてはPerlだそうで、言語選定の裏には歴史的な背景があるとか…?

 

インフラシステムは全てAWS上で動いており、プロダクトとしてはEC2、RDS、Elasticacheなどを使用しているそうです。

 

またレスポンスタイムの速度性が求められる配信サーバーでは、我々のシステムと構成がほぼ同じで、「速度面を考えるとやっぱりこういう構成になるよね」という話で盛り上がりました。

 

アドテクを扱っている企業同士だからこそわかりあえる内容を発表していただき、我々のシステムを見つめ直す良い機会となりました。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

個人的にも、他社のアドテク事情などを聞ける機会は少ないので、とても貴重な体験となりました。

 

MDHでは、これからもM.T.Burn社とエンジニア交流を深めていけたらと思っております。

また、LT Thursdayは、社内・社外問わず積極的に交流していく予定ですので、是非ともご興味のある方はご一報ください。

今後もより一層クオリティの高い記事をみなさまにお届けできたらと思っております。

 

以上、第9回「LT Thursday」レポートでした。

次回もお楽しみに!

メディアディベロプメント事業本部(MDH)に所属。「広告設定自動化プロジェクト」のエンジニアリーダーとしてサーバサイドを担当。