サイバーエージェントでは、10月8日(月・祝)に開催される技術書典5に協賛します。
サイバーエージェントグループからも全3チーム12人のエンジニアが参加をするので、紹介していきたいと思います。
(1)柴犬でもわかるFLOCSS(配置:う60)
新規サービス立ち上げ部門CATS ( Client Advanced Technology Studio ) のフロントエンドエンジニアの@Hiroki Taniさんは「柴犬でもわかるFLOCSS」を頒布します。
CSS設計手法・FLOCSS(フロックス)の作者である@Hiroki Taniさんによる・FLOCSSの基本的な考え方・応用・よくあるパターンの解説など実践に役立つ情報が盛りだくさんです!FLOCSSについてはコチラをご覧ください
- FLOCSSは2014に公開したCSSの構成案・設計手法
- SMACSSのようにモジュールを分類して、責務を切り分け
- BEMの思想を取り入れたセレクタ設計、命名規則を採用
- MCSSのようなカテゴライズ(レイヤー)間のルールを持つ
【目次】
第1章 FLOCSSの概要
第2章 ComponentかProjectか
第3章 Layoutの扱い
第4章 FLOCSSの命名規則
第5章 FLOCSSのアレンジ
@Hiroki Taniさんに質問してみました。
ーー@Hiroki Taniさんは、CSS設計の教科書(緑の本)の著者でもありますよね?技術書執筆の醍醐味を教えてください。
@Hiroki Tani:ブログ記事以上に、技術書だとそのアウトプットのために莫大なインプットをする機会にもなるので、結果として自分の技術知識やスキルの向上の良い機会になります。特に技術書典に関しては、書店に並ぶ商業本とは違い、好きなテーマで好きな量をかけるので、執筆する機会としてはおすすめです。
ーーまだ FLOCSSを使ったことのない人に、FLOCSSの魅力を教えてください。
@Hiroki Tani: デザインを再現するためのCSSはなんとなく書けているけど、メンテナンスを考えたときに効率が良いコードを書けていない気がする…というような方にとって、CSSに関する設計の概念の学んだり、自分なりの設計手法を考えるきっかけになると思います。
(2)Dive into iOS / Android – Libraries’ codes and usage(配置:え10)
サイバーエージェントグループの所属を超えたiOS / Androidエンジニア6人が集結して、1冊を仕上げました。メンバーはタップルのAndroidエンジニア@shaunkawano さん、iOSエンジニアの@corinさん、FRESH LIVEの@yt_hiziさん 、アメーバブログのAndroidエンジニア@stsn_jpさん、CyberZ OPENREC.tvの@matsuokah_さん、F.O.Xの@en_keさんです。
【目次】
・How Picasso Loads Images(@shaunkawano / Android)
・How JSON Serialization/Deserialization Work(@stsn_jp / Android)
・MotionLayout: Animate All Things(@yt_hizi / Android)
・Introduction to Nuke(@corin8823 / iOS)
・SwiftでフレキシブルなAPIクライアントを実装しよう(@matsuokah_ / iOS)
・異世界からのネイティブへのアクセス(@en_ke / Android・iOS)
ーー所属サービスを超えて、出典しようと思ったきっかけを教えてください。
単純に「本を書く」ということが面白そうだったので、興味を持ってくれそうな人に声をかけて、やりたい人が自然と集まりました。執筆もそうですが、サイバーエージェントグループ内のエンジニア交流を深めたいという気持ちもありました。
ーーこの本の見所を教えてください。
iOS/Androidそれぞれを掘り下げているので、1冊で2度美味しい内容になっています。ライブラリのインターフェースや実装は、プラットフォームは違えど少しでも参考になるところがあれば幸いです。実務で使える内容ですので、チームで1冊いかがでしょうか?
(3)UniTips Vol.2(配置:え34)
サイバーエージェントのゲーム事業に所属しているエンジニア5人が、実際のプロジェクトで培った知見をもとにUnityでの開発において役に立つ5つのTipsを1冊に仕上げました。
【目次】
-1章 FiniteStateMachineによる状態管理 (著: 杉浦優介)
-2章 未経験者のためのCleanArchitecture入門 (著: 吉成祐人)-3章 色々な図形に対する動的メッシュ生成 (著: 田村和範)
-4章 Zenjectで始める依存性解決 (著: 住田直樹)
-5章 Unity エディタ拡張でテンプレートエディタというツールを作ったときのTips (著: 篠木和貴)
ーー「UniTips Vol.2」の見所を教えてください!
実際のプロジェクトで培った知見をもとに、Unityでの開発において役に立つTipsを5つの章にまとめました。各章ごとに、基本的な部分から細かく説明をし、Unity経験者の方ならゼロからでも理解できる内容になるよう心掛けました!また、トレンドも取り入れているので、新しい技術に興味がある方も楽しんでいただける内容になっていると思います!「UniTips Vol.2」の詳細についてはコチラもあわせてご覧ください。
技術書典5に来場されるみなさま、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております!