サイバーエージェントが主催する、Unityをテーマとした勉強会『CA.unity』の第3回が2021年12月6日に開催されました!

第1回目のイベントレポートはこちらです!

CA.unity #1 イベントレポート

サイバーエージェントではゲームやXR等の事業でUnityを使用しています。特に、ゲーム事業では今やほとんどのプロダクトがUnityで開発されており、ゲーム事業に携わる私たちにとってUnityはなくてはならない存在です。

Unityエンジニアコミュニティにサイバーエージェントとしてもっと貢献していきたいという思いのもと、『サイバーエージェントの開発者と社外の開発者を交えたUnityに関する知見の共有』の場として、今回の『CA.unity』を開催することとなりました。

コロナ禍ということもあり、引き続きオンラインでの開催となりました。

開催にあたり、今回はCRI・ミドルウェア社様との合同開催となりました。準備に携わっていただいた皆様、登壇していただいた皆様には改めて感謝いたします。ありがとうございました。

また、当日は非常に多くの方々にご参加いただき、今回も当初の予測を超える参加者数となりました。ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

当日の公演内容

※敬称略

  • 無料で使えるパーティクル用多機能シェーダ「NOVA Shader」リリース!基本的な機能を紹介します。
    • 矢野春樹(株式会社サイバーエージェント)
  • 「プロジェクトセカイ」の音声再生の仕組みとSonicSYNCで変わったこと
    • 大平真也(株式会社Colorful Palette)
  • インディーゲームでも「インタラクティブ・ミュージック」!
    • 一條貴彰(株式会社ヘッドハイ)
  • CRI 独自ファイルが Unity アセットになって Addressables で配信できるようになります!
    • 家室証(株式会社CRI・ミドルウェア)
  • CRI ADX 現場導入振り返りラウンドテーブル
    • 一條 貴彰(株式会社ヘッドハイ)
    • 乗松 佑昌(株式会社サムザップ)
    • 篠原 広大(株式会社サムザップ)
    • 川口 貴志(株式会社アプリボット)

※今回の登壇動画は全てUnity Lerning Materialsで公開されております。

登壇の詳細な内容はそちらをご覧ください。

 

無料で使えるパーティクル用多機能シェーダ「NOVA Shader」リリース!基本的な機能を紹介します。

野春樹株式会社サイバーエージェント

無料で使えるパーティクル用多機能シェーダ「NOVA Shader」リリース!基本的な機能を紹介します。

発表当日にOSSとして公開されたNOVA Shaderについて、使い方のデモを用いてご紹介いただきました。NOVA ShaderはURPに対応したエフェクト用のシェーダで、非常に多彩な表現を簡単に実装できます。

 

「プロジェクトセカイ」の音声再生の仕組みとSonicSYNCで変わったこと

大平真也株式会社Colorful Palette

「プロジェクトセカイ」の音声再生の仕組みとSonicSYNCで変わったこと

プロジェクトセカイで使用しているSoundManagerについてを解説していただきました。音楽ゲームならではの仕組みを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

インディーゲームでも「インタラクティブ・ミュージック」!

一條貴彰株式会社ヘッドハイ

インディーゲームでも「インタラクティブ・ミュージック」!

株式会社ヘッドハイの一條様にCRIを使った「インタラクティブ・ミュージック」の実装について解説をしていただきました。インタラクティブ・ミュージックとは、状態に応じて曲の展開や音色、テンポなどがシームレ スに変化する音楽のことです。こちらの登壇では、CRIを使ってインタラクティブ・ミュージックに関する実装を行い、実際に音声を出しながら状態を確認して、発表していただきました。

 

CRI 独自ファイルが Unity アセットになって Addressables で配信できるようになります!

家室証式会社CRI・ミドルウェア

CRI 独自ファイルが Unity アセットになって Addressables で配信できるようになります!

 

CRIWARE独自のファイルをAddressableで配信できるようになることについて発表していただきました。新しい SDK で可能になるアセットの使い方や、Addressable Assets System との連携についても紹介されています。

 

CRI ADX 現場導入振り返りラウンドテーブル

乗松佑昌(株式会社サムザップ)

篠原広大(株式会社サムザップ)

川口貴志(株式会社アプリボット)

一條貴彰(株式会社ヘッドハイ)

CRI ADX 現場導入振り返りラウンドテーブル

 

新しくラウンドテーブル 方式での発表も実施いたしました。この方式は、司会が登壇者にテーマに沿った話題を振っていき自由に意見を交換する発表になっています。

今回は、視聴者の方からのコメントも拝見しながら、CRIをテーマとした5つの話題について触れていきました。

 

最後に

CA.unityは今回で三度目の開催です。今回も登壇者の皆様による魅力的なLTに加え、新しい取り組みとしてラウンドテーブルが追加されました。2022年も引き続き開催を目指していきますので、ご興味を持たれた方は弊社のconnpassグループで次回の開催をチェックしていただければと思います。

https://cyberagent.connpass.com/

次回もお楽しみに!!

 

2020年入社のUnityエンジニアです。現在はゲーム事業部のSumzapに所属しています。