サイバーエージェントでは、技術者が最新のテクノロジーを吸収する機会を設けるため、海外・国内の技術系カンファレンスやイベントへの積極的な参加を促し、サポートを行っています。
近年、新型コロナウイルス感染症の影響もあり新たな様式でカンファレンスを行うことが主流となりましたが、開催方法が変わっても積極的に若い技術者の才能を伸ばす取り組みを支援する姿勢は変わりません。
今回の「iOSDC Japan 2022」はオフラインとオンラインの両方で開催されることとなりましたので、この機会を存分に活かしてもらうためサイバーエージェントでも数年ぶりにスカラシップ制度の実施を再開します!

 

サイバーエージェントがプラチナスポンサーを務める「iOSDC Japan 2022」に参加したい学生を募集します!

エントリーはこちら

 

■概要
9/10(土)~9/12(月)に開催される「iOSDC Japan 2022」参加費をサイバーエージェントが支援します。
チケット代はもちろん、交通費も全額支給!さらに、遠方の方には宿泊場所を手配します。

期間中は、カンファレンスの参加に加えて、社内見学や社員との交流も企画しています。

■参加条件
「iOSDC Japan 2022」で学んだことや感想などについて、レポートのご執筆をお願いします。
※ご自身のブログをお持ちでない方は、サイバーエージェントのディベロッパーズブログで公開することも可能です。

■iOSDC Japan 2022とは?
iOS関連技術をコアのテーマとした技術者のためのカンファレンスです。
前回iOSDCに参加した新卒エンジニアによると、「お祭りみたいな雰囲気だった!」「iOSの最先端とも言える技術を知ることができた!」とのこと。

 

▼サイバーエージェントのエンジニアも登壇予定です!
鈴木大貴(5min)
今更だけどUIKitで型パラメータのインジェクトを利用してViewのレイアウトをしてみよう

行木千春(20min)
AirPlayの裏舞台

永野一馬(20min)
モバイルアプリのオブザーバビリティを向上させるプラクティス

横山新(20min)
既存サブスクリプション商品にアップグレード・ダウングレード商品を追加しよう

服部智(40min)
Unreal EngineとiPhoneを使って始めるリアルタイムAR配信

 

■募集要項

【開催日】
2022年9月10日(土)〜9月12日(月)

【エントリー締切】
2022年8月8日(月)23:59

【開催場所】
早稲田大学理工学部 西早稲田キャンパス+ニコニコ生放送

【参加特典】
・ iOSDC Japan 2022 のチケット提供
・遠方在住の方には宿泊場所を手配
・交通費支給

【選考フロー】
1. エントリーはこちら
2. 書類選考
3. 参加決定

【選考内容】
・応募理由
・ iOSDC Japan 2022に参加して聞きたいセッションとその理由
・GitHubアカウント
・これまでの制作物で一番よく出来たもののURLなど

【こういう方に来ていただきたい】
・iOS開発経験がある方
・iOS開発の最新情報をキャッチアップしたい方
・上記に対して熱意のある方
・後日、参加レポートをブログでご執筆いただける方
・博士、修士、学部、学年不問(高専生、高校生の応募も可能です)

【その他】
書類選考を通過した方には、8月12日(金)までにご連絡差し上げます。
定員は5名です。
すでにチケットをお持ちいただいている場合、払い戻しは対応できませんのでご了承ください。

スカラシップへのエントリーはこちら
みなさんのご応募をお待ちしております!

 


ここからは、前回のスカラシップ参加者で現在サイバーエージェントのiOSエンジニアとして働く2名に、スカラシップを通してどのような学びがあり、現在に活かせているかを聞いてみました。

 

■自己紹介



伊藤凌也 サイバーエージェント2021年度新卒入社。 現在はエンタメDXソリューションプラットフォーム「FANBASE ARENA」の開発に携わっている。

 



長田卓馬 サイバーエージェント2021年度新卒入社。 現在は競輪・オートレースの投票サービス「WINTICKET」の開発に携わっている。

 

 

■お2人は2019年のスカラシップ参加者ですが、当時はなぜスカラシップに参加しようと思ったのでしょうか?

伊藤:自分は当時地方に住んでいたのですが、地方ではなかなかiOSに関する知識を集めることが出来ず、iOSDCに参加すればさまざまなiOSに関する知識が多く手に入れられそうだと感じたからです。スカラシップで参加出来た場合は交通費や宿泊費も出るとのことだったため、ぜひ参加したいなと思いました。

長田:私の場合は、同じ境遇の学生と交流し一緒にカンファレンスをみたり、あれこれ技術について話せるのが楽しそうだと思ったからですね。iOSDCが終わった後にスカラシップに参加している学生だけで飲みに行ったりもしました。技術の話から、就活の話、将来についてなど真面目な話もしながら盛り上がりました。他にもサイバーエージェントのエンジニアの方とのランチがあったのも嬉しかったです。

 

■iOSDCに参加して感じたことを教えてください。

伊藤:自分は、当時iOSの勉強を始めて半年くらいだったのですが、iOSDCに参加することで当時のiOSの最先端とも言える技術を知ることができたなと感じました。また、現場での開発によって培われた知見を多く知ることができ、それを個人開発で適用してみるなど、iOSDCをきっかけにiOS技術に対するモチベーションが上がる良い機会になったと思います。

長田:僕は様々なiOSの技術に長けた登壇者の発表を聞いて「自分がなりたいエンジニア像」をなんとなく掴めることができました。自分の場合は設計や開発基盤を開発しているエンジニア、技術でチームを引っ張るエンジニアになりたいということに気づくことができました。

またiOSDCは数あるカンファレンスの中でもお祭りのような雰囲気なのがとても好きです。iOS技術の表層しか知らない当時の自分でも楽しめるほど敷居が低く、かつ満足度の高いカンファレンスなのがとてもよかったです。

 

■スカラシップやiOSDCに参加したことが、就職活動で役立ちましたか?

長田:iOSDCではそれぞれの会社のブースが設けられているのでiOS開発に力を入れている会社を知る絶好のチャンスだと思っています。実際にブースを訪れてそのサービスがどういった技術が使われているのか知ることができました。就活とは別の形で、その会社のiOSエンジニアの方とフランクに交流できたのもよかったです。

 

■スカラシップやiOSDCの経験が現在の業務で活きていることはありますか?

伊藤:自分は、実際のセッションで得た知識が業務に活かせていると感じています。特にframework 周りの話などは業務で扱う機会もあって、当時は全くと言っていいほど理解できなかったのですが、概要を知っているだけで調べるキッカケにつながり、良い機会になったと感じています。

長田:iOSDCで発表されるものの中には実務の開発や個人開発で使える種がたくさん潜んでいます。発表を聞いて使えそうと思ったものを検証し、実際に取り入れたものもいくつかあります。また検証する過程は自分のスキルアップに直結するのでとても貴重だと感じています。

 

■前回参加の2人の記事

伊藤:昔の僕のように地方在住の方も、そうでない方も貴重な機会になると思いますので皆さんのご応募をお待ちしています。こちら(https://note.com/ry_itto/n/nb9dfaa7357ac)は自分が当時書いた記事です。

長田:このスカラシップに参加したことでりょうちゃん(伊藤)に出会うことができ、その後も一緒に勉強会やiOS開発の知見を共有する仲間ができました。こちら(https://note.com/ostk0069/n/n3cb74e9cb337)は僕が当時書いた記事です。皆さんの応募をお待ちしています。

 

■さいごに

今年のiOSDCはオンライン/オフラインのハイブリット開催となります。対面で技術や企業と触れ合えるのは久しぶりとなります。

マスクはまだ手放せない状況ですが、iOSDCで得られる刺激をサイバーエージェントのスカラシップを利用して生で体感してみませんか?

「iOSDC 2022 スカラシップ」エントリーはコチラ