サイバーエージェントでは、エンジニアが自身のコードをGitHubにオープンソースとして公開することを後押しする「GitHubスターインセンティブ」制度や、多くの技術カンファレンスへの協賛を通して、日々技術コミュニティへの貢献を図っております。
今回は、2016年11月に開催された日本最大級の学生向けハックイベント「JPHACKS2016」での取り組みについて、こちらで紹介させていただきます。
JPHACKS 2016とは
「JPHACKS2016」は、全国6都市で開催する、日本最大級の学生向けハックイベントです。第3回目の開催となる今回は「イノベーター発掘」をテーマに、過去最多となる約300名の若きエンジニア・クリエイターが参加しました。
サイバーエージェントでは第2回より協賛を行っておりますが、今回はインターネットテレビ局「AbemaTV」として協賛を行い、企業賞を用意いたしました。
AbemaTV賞受賞の条件として掲げたのは、.プロダクトクオリティにこだわりがあること
とイノベーティブであること。
そして今回AbemaTV賞を受賞したのは、東工大メディア研究会のみなさんが制作した、視覚障がい者のニーズに即した機能を持つスマート白杖「Walky」でした。
AbemaTV受賞作品「Walky」
「製品開発のディスカッション中に、チームメンバーのいとこが生まれながら目が不自由であることを知り、 彼が新しい場所に行くためにはどうしたらいいのだろうかと考えたことが、本製品を開発するきっかけだった」という「Walky」。
AbemaTV受賞の理由は、何よりもそのプロダクトクオリティレベルの高さです。
基板やコードの実装だけにとどまらず、3Dプリンターを用いて外装を作り、実際に製品として試せるレベルにまで仕上げた完成度の高さは群を抜いていました。
AbemaTVとしてはインセンティブに、クリエイティブ拠点オフィス「Chateau Ameba(シャトーアメーバ)」内のスタジオ・オフィス見学と豪華会食を用意しました。
それでは、先日東工大メディア研究会のみなさんにお越しいただいた際のスタジオ・オフィスツアーの様子をご紹介いたします。
スタジオ・オフィスツアー
シャトーアメーバには計6オフィスがあり、その中にインターネットテレビ局「AbemaTV」専用スタジオも設けられています。
今回は特別にスタジオ技術責任者藤崎の案内で、普段は見ることのできないスタジオ内に潜入しました。
まずは数々の麻雀番組が配信されている、麻雀専用撮影ルーム。
通常社員でも入ることのできない、サブルームも特別に見せてもらいました。学生のみなさんは日頃から情報工学や電気電子工学を学んでいることもあり、興味津々の様子。
インターネット回線のない場所からでも中継ができる配信機器「LiveU」もチェック。
実際に「AbemaTV」で見るよりもスタジオが狭く感じるとみなさん口々に言っていたのですが、これは広角カメラを使用しているからだそう。
実際に自分たちがどのようにカメラに映っているのか、スタジオ技術責任者の藤崎に見せてもらう学生のみなさん。
続いて、メインスタジオへ。
メインスタジオでは、当日スタジオにいた社員の粋な計らいで、照明演出も体験しました。
壁がオーロラのように光ります。
スタジオツアーのあとは、番組制作担当者が在席するオフィスも見学。吹き抜けのオフィスは開放感抜群です。
ツアーを終えて
スタジオ・オフィスツアーを終えて、東工大のみなさんに感想を聞いたところ、
◆インターネット配信用のこじんまりとしたスタジオかな、くらいに思っていたが想像以上の規模のスタジオで驚いた。 ◆まさにテレビ局そのもので、本当に文字通り “インターネットテレビ局” なんだと思った。
と驚きの声が続々。社員一同、東工大メディア研究会のみなさんに喜んでいただくことができ、嬉しく思っております。
スタジオ・オフィスツアーのあとは豪華会食ということで焼肉へ。
会食には、人事担当だけでなくAbemaTVで働くエンジニアも駆けつけました。食後に集合して撮影した1枚。
今後もサイバーエージェントでは、若手エンジニア・クリエイターの発掘につながるような技術コミュニティへの貢献を積極的に行っていきたいと思っております。
こちらのブログで随時発信していきますので、ぜひご覧くださいませ。