4月14日(日)に開催される「技術書典6」。サイバーエージェントグループからも多くのメンバーが参加するので、ご紹介したいと思います。
(1)showKsではじめるクラウドネイティブ開発(う50)
「Kubernetes完全ガイド」の著者でもあるアドテクスタジオの@amsy810を含む主催者有志が集まり、国内最大級のコンテナ技術カンファレンス「Japan Container Days」(2019年よりCloudNative Days Tokyoに名称変更)でクラウドネイティブな開発を行った際のTipsをまとめた1冊を頒布します。
【目次】
第 1 章 触れる・作れる・持って帰れる 参加型ショーケース
第 2 章 クラウドネイティブのショーケースを作る
第 3 章 ここがつらいよクラウドネイティブ
第 4 章 これからも続く showKs
詳細な目次はコチラへ
ーー「showKsで始めるクラウドネイティブ開発」の見どころを教えてください。
「Japan Container Days v18.12」の主催者企画『showKs』クラウドネイティブ時代のインフラ運用およびアプリ開発のショーケースを目指して行われたこの企画は、100 人を超える参加者でマイクロサービスアプリケーションを作り、それを Kubernetes 上で稼働させるという大きなものとなりました。今回は、その showKs の技術的な解説本を頒布します。多業種かつ様々なバックグラウンドをもつドリームチームで試行錯誤しながら Cloud Native な開発環境を構築していった時に考えたことや、実際にどういった道筋をたどっていったかを(面白く)紹介します。普段実現できないチーム構成だからこそ出てきた議論などもあり、とても刺激的でした。
(2)XR GUILD TECH BOOK(け:03)
【目次】
第1章 新感覚ARインスタレーションCONNECTED by AWA P[AR]TYのAR技術(伏木 秀樹 / CyberZ)
第2章 ARCloudAnchor利用したシンプルゲームの作り方(イルファン ファーミ ラマダン / AMIGO!)
第3章 ARFoundationを利用したクロスプラットフォーム開発の事始め(田中 涼 / AMIGO!)
第4章 VUIを持つiOSのARアプリを実装する(服部 智 / AbemaTV)
第5章 Unity VR環境でのLWRP(稲村 創 / CyberZ)
ーー「XR GUILD TECH BOOK」の見どころを教えてください。
サイバーエージェントのエンジニア/クリエイター集団「XRギルド」の知見や実験をまとめた技術同人誌!多様なテーマでの最新開発ノウハウを詰め込みました。ぜひご覧ください。
(3)AbemaTV iOS TECH BOOK(配置:け06)
AbemaTVのiOSエンジニア4人による共著が完成しました。
【目次】
第1章 Swiftでリアルタイム映像のクロマキー合成処理をやってみる 服部 智 (@shmdevelop)
第2章 ほどよいフィードバックでワンランク上のユーザー体験を実現する 辰己 佳祐 (@TK_u_nya)
第3章 BLoC Pattern Introduction with Swift 竹澤 俊季 (@to4iki)
第4章 Swiftでナンバーリンクパズルの自動生成 井原 岳志 (@nonchalant0303)
ーー「AbemaTV iOS TECH BOOK」の見どころを教えてください。
Metalを利用したクロマキー合成技術やTaptic Engineを利用したUXへのこだわり、BLoCパターンの設計の話、ナンバーリンクパズルの自動生成とバラエティに富んだ内容になっています。
初心者から上級者まで楽しめる一冊ですので、ぜひお買い求めください!
(4)ゼロからはじめるKotlin/Native(配置:け19)
サイバーエージェントグループのCAMからは、ネイティブエンジニア@usayuki、@_nabech、@keijumtの3人によるチーム「うさぎてっく」が、Kotlin 1.3 のリリースをきっかけにKotlin/Nativeの入門書を書き上げました。
【目次】
第1章 Kotlin/Nativeとは
第2章 Kotlin/Nativeの基本
第3章 GitHubのリポジトリ検索アプリの作成
ーー「ゼロからはじめるKotlin/Native」の見どころを教えてください。
技術書典 初頒布になります。これからKotlin/Nativeを始める人のための入門書として書き上げました。Kotlin/Nativeの初歩的な解説から、チュートリアル・実践的な使い方までを網羅した内容となっています。(PDF版あり)本書を通じてKotlin/Nativeを理解し、その使い方等を体感して頂ければと思います。本が完成するまでのプロセスをコチラにまとめているので、あわせてご覧ください。
(5)UniTips Vol.03(配置:け40)
ゲームやエンターテイメント事業に携わる10社以上の子会社が所属する事業部SGEからは、5人のエンジニアが、実際のプロジェクトで培った知見をもとにUnityでの開発において役に立つ5つのTipsを紹介する「UniTips Vol.3」を頒布します。
【目次】
1章 : 高速シミュレーションを回せるようにするためのインゲーム設計 (著: 吉成祐人)
2章 : Unityにおける文字の描画と比較検証 (著: 杉浦優介)
3章 :シーン上のCanvasを描画順で表示するエディタ拡張を作る (著: 田村和範)
4章 :Improved Prefab WorkflowとPrefabUtility (著: 向井祐一郎)
5章 :Bitrise CLIを使ったUnityのモバイル開発におけるビルド環境構築 (著: 住田直樹)
ーー「UniTips Vol.03」の見どころを教えてください。
「UniTips Vol.3」はシリーズ3作目となる実際のプロジェクトで培った知見をもとに、Unityでの開発において役に立つTipsを5つの章にまとめた技術書です。 各章ごとに、基本的な部分から細かく説明をし、Unity経験者の方ならゼロからでも理解できる内容になるよう心がけました。 また、トレンドも取り入れているので、新しい技術に興味がある方も楽しんでいただける内容になっていると思います! 「UniTips Vol.3」の詳細についてはコチラもあわせてご覧ください。 技術書典6に来場されるみなさま、ぜひ【け40】ブースにお立ち寄りください。お待ちしております!
(6)とっしんの会(こ:31)
アドテク スタジオの@yanak174 はとっしんの会サークルにて参加します。
ーー執筆されたパートの概要を教えてください。
本著は株価予測をするスマートフォンアプリの作成、ディープラーニングの基礎の理解、Webアプリケーションのセキュリティの3つをテーマにしており、私は「株価を予測するAppを作ったよ」のパートを執筆しました。FirebaseとGoogle Cloud Platformを使い、iOSアプリの作成からApp Storeにリリースするまでの手順を紹介する内容になっており、機械学習を取り入れたアプリの作成と運用をどのように実現していくかをメインに書いています。業務に役立つ知識も含まれていて、深い知識がなくても読み進められる内容になっています。ぜひ手に取ってもらえると嬉しいです。
ご来場される皆さま、是非お立ち寄り下さい。