「#あなたはどんなPM?」連載VOL,5

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岡本あずさ

Ameba プロダクトマネージャー

2007年サイバーエージェント新卒入社。5年間の営業を経て、ゲームプランナー・プロデューサーにジョブチェンジ、その後ピグゲーム「ファーミー」プロデューサー、アバターアプリ「ピグパーティ 」事業責任者、スキルシェアサービス「REQU」PMを経て、現在「Ameba」のプロダクトマネージャーを担当。個性を価値にする社会を本気で作りたいと切に願っているフジロッカー。

Twitter : @okamo12

連載 「#あなたはどんなPM?」

全5話で、サイバーエージェントの各事業のプロダクトを担うPMUリーダーに、
「サービスフェーズ×ドメイン」で変化するPMの役割や経験談を語っていただきます。

新たな「1」とは、常に満足しない人に与えられるチャンス

 

こんにちは。サイバーエージェントのAmebaでプロダクトマネージャーをしています岡本です。
入社後、営業からゲームプランナー、プロデューサー、事業責任者、プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャーと様々な役割を経験してきました。

自分を成長させる大きなチャレンジを、私は “新たな「1」”と呼んでいます。

“新たな「1」”とは新規サービスの立ち上げや、既存サービスから新しい価値を生み出すことをイメージしています。
今回は、“新たな「1」”を創り続けるための必要なスキルの中身についてお話したいと思います。

PMとして一定期間の経験があり、今後さらにPMとしてステップアップしていきたいと思っている方に読んでいただけると幸いです。

どこにいても新たな「1」を創ることができる人がPMとして重要

 

ーーまず最初に、結論から聞いてしまいますが、岡本さんからみたPMとして重要なスキルとは何だと思いますか?

これまで、様々な事業におけるミッションで、多くのスキルを強化してきました。
その中で、個人的に重要だと思っているのは、継続性のある実行力と「人」を大切にする姿勢と考えています。
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継続性のある実行力と人を大切にする姿勢を基礎とし、
どちらも手を抜かずに継続し、現状に満足せずにいることで、新たな「1」を生み出す
ことができると思っています。

分かりやすく説明すると、私自身、普段パーソナルトレーニングに通っているのですが、初心者がいきなり50kg持ち上げるのは無理です。

ウェイトを50kg持ちあげるには、まず20kgから始めて、毎週ひたすら慣れるまで持ち上げ、徐々に重くしていくことで、最終的に達成することができます。

仕事も実行の積み重ねと「人」を大切にする姿勢を継続すること=基礎を積み重ねていかないと、新たな「 1 」を創り続けることは困難ではないかと思っています。

 

新たな「1」の前に創る、これまでの「1」

 

ーー営業からプロダクト開発への大きなジョブチェンジをしたきっかけを教えてください。

まず、新卒入社で営業部門に配属されました。

インターネット広告営業として、日々営業活動をしていた2年目の時に
私自身のターニングポイントがありました。

広告案件を通じて、多くのブロガーさんとお話する機会が増え、ブロガーさんとプロダクトについて話す機会が増えたこと。
これが、最初のプロダクトに興味を持つきっかけとなりました。

ブロガーさんと話して気付いた、3つのこと、

1)プロダクトを通じて、ブロガーさんの生活や価値観を大きく変えることができる

2)インターネットサービス=1つのプロダクトが、人に影響を与える規模感

3)リアルではなくとも、インターネットを通じて、人を変化させることができると改めて感じた

 

ブロガーさんとの出会いでプロダクトの影響力に触れ、
私も「自分の手で、そういったプロダクトをつくってみたい!」という想いが
日に日に強くなっていきました。

また、営業として、とある企業様と長期的にお取引をいただく機会があり
その会社のカルチャーに、衝撃をうけたことも大きなきっかけとなりました。

週1回、オフィスにお伺いさせていただくのですが、毎回訪問する度に、おもてなしをうけていました。次回の新作を試食・試飲させていただり、イベントにご招待いただいたり、これまでの歴史をお話しいただいたり。
その企業でのカルチャーに触れていくことで、

商品をただただ、売っているのではなく、商品を通して人々のつながりや笑顔を提供していることに気づかされたのです。

広告営業とプロダクト開発は、一見全く異なる職種に思われがちですが、広告商品やプロダクトを通して提供したいものは、どちらも大きく変わらないということを知りました。
変わらないからこそ、どちらも生み出せる人間になりたいと思いました。

こうして、

①ブロガーさんとの出会いで、プロダクトの影響力に触れる
②クライアントとの出会いで、プロダクトを通して人を笑顔にすることの魅力や価値に触れる

この2つの出会いが、ジョブチェンジをして、プロダクト開発にも携わってみたいという
意思決定をするきっかけとなりました。

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ーー様々な経験を経て新たな「1」を生み出しスキルを身につけてきたと思いますが、その根底として大切にしてきたことはありますか?

現状の課題や改善事項などは、どの環境でも存在します。
また、難易度の高いチャレンジをするとなると、チーム全体の意識改善や実行のための体制整備などは常に必要となっていきます。

どんな仕事に対しても、自分が責任を持つこと、課題を具現化し、遂行すること。
そのループをひたすら実行し続けることを大切にしていきました。

 

チャンス

 

並べてみると、当たり前なことでも、実行し続けるには忍耐力やコミュニケーション力が必要となります。さらに、遂行量が増えると、同時に質も求められます。

そして、質をあげるためには情報量と手法が欠かせなくなります。
そうやって自分を常にアップデートする意識を持ちPMとして「1」を作ってきました。

 

人」を大切にして、成果を120%出す

 

ーー社内では、人材育成をしながら事業も立ち上げ、チームの垣根を越えて、様々な 社内横断プロジェクトに携わっていますよね?

 

そうですね。ありがたいことに横軸組織が多い、サイバーエージェントでは、多くの社内プロジェクトに参加させていただいています。
人材育成や、マネジメントは、今期は相当時間を費やしました。

私自身、サイバーエージェントに入社してから、周りの方々のサポートがとにかく大きく、
ここまで頑張ってこれました。

本当に数えきれなほどの「異常な愛」をもらったと思います(笑)
これを返していくことが私の使命だと本気で思っているからこそ、社内の横断プロジェクトには積極的に参加しています。

横軸組織以外もサービスを作る時には常に機能を通して【想い】を届ける意識をしています。

立ち上げた「ピグパーティ 」も固定化された組織で、居場所が見つからない、ティーン層の若者の居場所を見つけられるように創りましたし、「REQU」もチーム全員で「個性を価値に」をVISONに設定し、リリースに至りました。

 

サービスを利用するのも「人」 創るのも「人」
だからこそ「人」を大切にしたいと心の底から思っています。

 

ーー創るのも「人」、確かにそうですね。チームメンバーの能力を引き出すためにどういった意識をされていますか?

周囲を幸せにできない人が、サービスを通して、ユーザーを笑顔にすることは出来ないと思っているので、関わっているチームメンバーを笑顔にするために、日々奮闘しています。

チーム

 

チームメンバーを笑顔にしながら、チームの力を120%引き出し成果につなげたい。 そう思いながら、日々サービスに向き合っています。

 

ーー他にも心がけていることはありますか?

1つ1つの仕事を通しての学びを、人生の糧にしてもらいたいと思っているので、積み上げた先や、小さなマイルストーンを一緒につくりあげ、共に乗り越えていくことを意識しています。

仕事を通じて関わる人は、必ず何かのご縁があったと感じます。
お互いに良いご縁になるよう、常に敬意と感謝の気持ちを忘れず、刺激しあっていきたいと思いながら、仕事をしています。

 

毎日小さな一歩を。前に進むことの大切さ。

 

ーー岡本さんは今後どのようなPMになっていきたいと考えていますか?

1 ) PMが成長できる、成長ノウハウを「PMU」で実現
サイバーエージェントで学んだ成長ノウハウについて、もっと「PMU」を通じてPMが圧倒的に成長できる環境を作り上げたいですね。
次世代PMの育成と、どんな場所でも、通用するスキルが習得でき、メガベンチャーとして新たな挑戦ができるPMが、常に横断的に社内に存在している状態にしたいです。
2 ) 自分が携わるサービスは常に成長している状態
「0→1」だけではなく、どこにいても、新たな1を創るのがPMとして重要です。
サービスへの【想い】を包みこみ、もっと笑顔を届けることができるプロダクトを生み出し続けていたいです。

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↑「PMU」で先日実施した、夏祭りの時のPMUリーダー陣

 

ーーPMとしてさらに成長していきたい方へ、最後にメッセージをお願いします

これまで様々なドメイン・フェーズでのプロダクト開発にチャレンジをさせてもらいました。
どのチャレンジも、毎回誰かに背中を押してもらい、チームメンバーや様々な関係者の方にサポートしてもらい成り立っています。

応援してもらえる人であるためには、自分自身が常に変化し、勉強し続け、成長し続ける必要があると思います。

小さいことからでもいいので、まずは一歩踏み出してみて、自分をアップデートすることで、自分のことを、更に好きになることができると思います。

事業も、自分自身も小さくてもいいので、一歩前に進むと見える世界は変わります。
昨日の私には、想像もできなかった新しい世界を一緒に見に行きましょう。

そして、一緒にPMを、マーケットを盛り上げていきましょう!

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>連載Vol,4「カメレオンになれるPM」

>連載Vol,3「経営をリードするPM」

>連載Vol,2「Amebaブログの在り方を変えるPM」

>連載Vol,1「社会的ムーブメントを起こす、PMを育成するPM」

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今回の記事でサイバーエージェントに興味を持った方は以下のURLよりエントリーをお待ち しております!
https://cyberagent-career.jp/recruit/joboffer/83/98522/3123-4225

 

PM Union
2019年、サイバーエージェントのメディア管轄で新たにPM Unionが結成されました。 プロダクト・プロジェクトマネジメントに携わるメンバーのスキルや評価の体系化を通し、より良いプロダクト開発に貢献することを目的とした組織です。