Google I/O 2017

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AWAでAndroid開発をしているエンジニアのアレサンドロ友一です。
先日、5月17日〜19日に開催されました、GoogleI/Oに参加してきました。
Googleが発表された、Androidに関する最新の情報や機能をまとめております。


Kotlin

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出典 Google I/O:動画のスクリーンショット

Google I/O 2017 ではKotlin がAndroidアプリ開発用の第一級言語として正式にサポートされるとの公式発表があった。

Kotlinとは、JetBrainsにより開発されたJavaをプラットフォームとしたプログラミング言語であり、Java Virtual Machine上で実行しながらアプリ開発ができる。これにより開発者は、既存のコードを活かして簡単に新しい機能を開発したり、パーツ単位でJavaコードと置き換えたりすることができる。そのため、KotlinはJavaに依存するため、2つの言語は両方とも継続してサポートされることになる。GoogleはKotlinの更なる成長を促すため、新たなツールをAndroid Studioに直接組み込み、Kotlineをより使いやすくする予定だ。


Android O

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出典 Google I/O:動画のスクリーンショット

GoogleはAndroid Oのβ版プレビューがダウンロード可能になったこと発表した。 Android Oの最大の特徴としては、「ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)」の追加機能である。PIPとは、動画を下にスワイプするだけで他のアプリと同時に開くことができるフィーチャーであり、通知等もより簡単に確認できるようになる。
また、background appsの使用状況管理がしやすくなったため、バッテリー持続時間の延長も期待できる。

さらに、 新しいバージョンのAndroid Oでは、画面上の住所や電話番号認識を自動的に認知できる「スマートテキスト選択」という機能もある。アドレスをダブルタップで選択するだけで、Mapsを開くことができるとても便利な新機能である。


Android Go

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出典 Google I/O:動画のスクリーンショット

Googleは新興市場が安価なスマートフォンを開発しやすく出来るよう、
「Android Go」という新OSを発表した。メモリーが1GB以下の低スペックのデバイス上でもスムーズに動作できるのが最大の特徴である。


Android Instant Apps

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出典 Google I/O:動画のスクリーンショット

Android Instant Appsは昨年のGoogle I/Oで初めて発表され、 開発者がPlay Storeにアクセルする必要なく、Web BrowserのリンクをクリックするだけでAndroidアプリの全機能を使用できる。
Android OによってInstant Appsはさらに進化を遂げる予定で、これにはランチャーからInstant Appsを検索して起動する機能や、ホームスクリーンに登録する機能等が含まれる。


Android Auto

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Googleが提供している新しいOS を使用することで、Android Autoの起動や アプリの切り替えるがよりスムーズに出来るようになる。その結果、ドライブ中の通知表示もより見やすくなるとのこと。
また、自動車メーカーのアウディとボルボが今後、自動車のオペレーティングシステムとしてAndroidを導入することも発表された。Android Autoに導入されているGoogleアシスタント機能を使って、 暖冷房の温度やシートの調整を音声だけでコントロール出来るようになるのだ。


Android Wear

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出典 Google I/O:動画のスクリーンショット

Android Wearに関しては、メジャーなアップデートはなかったものの、Android Wear で使用出来るメールや通話等の全機能はスマートホンの電源が切れていても使用できるようになるのが、最も印象的だった。


 

まとめ
初のGoogle I/O の参加で、最新の情報を入手出来ただけではなく、実際に開発に携わったGoogle社員との交流や情報交換が非常に貴重な経験でした。