こんにちは、クリエイティブ統括室・デザイナーの伊藤です。

組織と職種をゆるくつなげる横軸組織『CA base』の取り組みの一環として、
「一流のものに触れる日」を開催しました!

 

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「一流のものに触れる日」とは?

普段業務では関わりの無い、広告・メディア・ゲーム・子会社と多岐にわたる事業・職種のクリエイターが集まり、一流のモノづくりをするために 、一流のモノを見に行く企画。略して「一流の日」!

 

第1回目となる今回は、11月2日(木)に2017年度のグッドデザイン賞受賞展に行ってきました。任意参加にも関わらず、各部門から100名を超えるクリエイターが集まって、大型バス数台で移動する大盛況でした。今回の記事では、その様子をお伝えします。

 

実はサイバーエージェントグループも昨年、下記の3プロジェクトがグッドデザイン賞を受賞しています。

 

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・CI刷新プロジェクト「サイバーエージェントリブランディングプロジェクト」
・インターネットテレビ局「AbemaTV」
・定額制音楽配信サービス「AWA」

2016年度グッドデザイン賞受賞について
「AbemaTV」、「AWA」、サイバーエージェントリブランドプロジェクトにて受賞https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=12600

 

そして今年はクラウドファンディングサービス「Makuake」とシャープの社内ベンチャー「テキオンラボ」石井酒造による3社協業プロジェクト「−2℃で楽しむ、日本酒『冬単衣』」が「2017年度 グッドデザイン賞」を受賞しています!

 

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僕自身は、クリエイティブ統括室のデザイナーとして、リブランディングプロジェクトに関わっていたのですが、選考に向けて応募用の資料制作や、受賞展を行うにあたって搬入・展示の準備をした昨年を思い出すと、今年度の1つ1つの展示物の裏にどんなドラマがあっただろうと感慨深いものがありました。

 

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バスは直接会場であるミッドタウンを目指さず、東京にある「一流の建築物」も見て回ります。よく見知った建物もまじまじと見るとまた新たな発見があります。

 

 

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即席バスガイドの茂木ちゃん(タップル誕生 デザイナー)が建物ごとのうんちくを説明してくれます。鋭いツッコミがあった際は「検索してください」とwebへの誘導もバッチリです。

 

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会場は東京ミッドタウンの4フロアを使用し、回りきるのにはかなり時間がかかります。写真は受賞作品のなかでも審査委員より特に高い評価を得たグッドデザイン・ベスト100の展示エリア。

 

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クリエイティブ執行役員のシュガーさんと若手デザイナー。
「うんこ漢字ドリル」で童心に。

 

 

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「乳幼児向け ひっくり返らない食器’’イージーピージー’’」
子育て中の父親としてはこのアイディアは本当に素晴らしく感じました。

 

 

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「明治THE chocolate」のパッケージ素敵ですよね。
僕もアイディアに煮詰まったときのリフレッシュに、いつもお世話になっているチョコレートです。

 

 

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「生産者支援プラットフォーム’’SEND’’」
ビジネスモデルという分類で受賞している作品です。
グッドデザインはプロダクトの単純な美しさにとどまらず、仕組みづくりといった包括的な視点でデザインを審査しているがよくわかります。

 

以下当日の様子を写真でお伝えします。

 

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今年受賞した「Makuake」とシャープの社内ベンチャー「テキオンラボ」、石井酒造による3社協業プロジェクト「−2℃で楽しむ、日本酒『冬単衣』も展示されていました!

 

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お昼過ぎに参加者が集まって会社を出発したのですが、
見始めるとあっというまに時間が過ぎ、見終わった頃にはすでに日が暮れていました。

 

おわりに

良いものを作るためには良いものを知っている必要があります。
手に取ったときの質感や、パーツパーツの継ぎ目の滑らかさ、組み合わせの整合性、そのアウトプットに至ったコンセプトや解決したかったそれぞれの問題。

建築や工業製品、雑貨など、webやアプリとは分野が違えど、向き合っている世界は同じだと思います。

デザイナーにとって自分で足を運んで、良いものを「体感」することは大切です。
一流の「解」が体感できて良い時間でした。

参加したメンバーからも、

・通常業務とは異なる一流のデザインに触れたことで良い刺激になった。
・空いている平日にじっくり鑑賞ができ、より集中して回ることができた。
・他部門のクリエイターとの交流の場にもなって、遠足みたいでリフレッシュになった。

など、様々な声が上がっていました。
大盛況のうちに終了した「一流の日」。普段業務や生活に追われがちな中、純粋にデザインを俯瞰して見るという時間を取ることは大切だなと改めて実感しました。
すでに周りのデザイナーと、次はどこに行きたいかという話をしながら、次回開催を楽しみにしています。