AbemaTVでWebフロントエンドの実装をしている@kubosho_です。
最近ラブライブ!の南ことりの髪色と星空凛の髪型の「ことりん」ヘアーにしたので、Kotlinをやっていこうかなという気持ちになっています。
さて弊社では6/8(木)にWCAG 2.0もくもく会 #0をやりました。
この会はWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0の日本語訳を皆で読んで感じたことをSlackなどで共有する会です。
きっかけ
W3C CSS Module 仕様書もくもく会@東京という、CSSのさまざまな仕様書の日本語訳を皆で集まって読む会があります。
そのもくもく会の第19回目に参加された方のブログ(記事は第19回 W3C CSS Module 仕様書もくもく会@東京 | 覚え書き | @kazuhitoです)で次の文章がありました。
次回のお題は未定ぽいですが、また都合が合えば是非参加させていただきたいと思いましたし、もくもく会は社内でやってもいいかもなって思いました。
これを受けてW3CやWHATWG HTMLの文書を数多く日本語訳している@momdo_氏が次のようなツイートをおこない、自分がやっていくぞ!!という気持ちを表明しました。
>もくもく会は社内でやってもいいかもなって思いました。 WCAG 2.0達成方法集のもくもく会やってください
— もんど (@momdo_) 2017年4月25日
WCAG 2.0の達成方法についてもくもくする会、弊社でもやりたい気持ち
— kubosho_ (@kubosho_) 2017年4月25日
またサイバーエージェントにはアクセシビリティへの取り組みを積極的にやっていく流れがあります。具体的には「アクセシビリティに取り組むことが価値あるサービスづくりにつながる」サイバーエージェント技術者たちの取り組みの記事にもあるようにアクセシビリティの祭典に協賛したり、社内でアクセシビリティおじさんを名乗る人がいるといったことです。そのため声を上げた結果、やろうという流れになったと思います。
実際の様子
1つの部屋に皆で集まってWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0を1時間ほど読んだあと、読んで気づいたことやどこまで読めたかを共有しました。
読んだ部分を聞いてみたところ次のような回答になりました。
- 飛ばし飛ばし読んでガイドライン1.2まで読んだ
- 目次を読んだのとAAAの達成方法部分を見た、FRESH!とAbemaTVに適用するにはを考えていた
- 文章を繰り返し読んで咀嚼していた
- ガイドラインの知覚可能のところまで
- Aレベルのところは読んだ、コンストラクト比を数字で見ても分かりづらい
- Overview.html を一通り読んだ、日本語が分かりづらいところは原文を読んでいた、補足としてFRESH!のガイドラインも読んでいた
会場の様子は次の画像の通りです。1時間のあいだ、WCAG 2.0日本語訳をもくもくと読んでいました。
もくもく読んでいる最中のSlackの様子は次の画像の通りです。
WCAG 2.0もくもく会をやってみてどうだったか
個人的にはWCAG 2.0の内容をあまり知らなかったので、学ぶいい機会になったと感じました。
そして普段開発をしていく上で、最低限レベルAの内容については可能な限り対応していきたい気持ちになりました。
あなたも参加してみませんか?
もくもく会の0回目はここまで書いたとおり社内限定でやりましたが、誰でも参加できる第1回目をWCAGもくもく会 #1 – connpassとして、7/11(火)の18時30分からやります。
WCAGもくもく会に参加して、皆でアクセシビリティへの思いを高めていきましょう。