2018年1月22日(月)セルリアンタワーにて、サイバーエージェントの全社技術カンファレンス『CA BASE CAMP』を開催しました。
『CA BASE CAMP』は、全社のエンジニア・クリエイターを繋げる横軸組織『CA base』を運営母体とし、昨年初開催したエンジニア向けカンファレンス『CyberAgent Engineers Congress』とクリエイター向けカンファレンス『C3 ー CyberAgent Creator’s Conference』を統合した、当社創業以来初めてとなる試みです。
メディア事業、広告事業、ゲーム事業、その他子会社と多岐にわたる分野で事業を展開する当社では、技術者(エンジニア・クリエイター)の割合は4割を超え、その数は正社員だけでも約1,800名にのぼります。
各事業領域で培ったノウハウの共有や、部門・職種を超えた技術者同士の交流を促進することで、チーム・サイバーエージェントとしての技術力強化を目的としています。
オープニングムービーが流れたあとは、副社長 日高の挨拶からスタート。
今回は全社の技術カンファレンスということもあり、セッションは全7会場で60セッションが予定されていました。
都内での記録的な積雪により、一部のセッションとその後の懇親会は止む無く中止となりましたが、会場内を埋め尽くすほど多数の技術者が参加いたしました。
クリエイターのセッションでは、「AbemaTV」「AWA」といった自社プロダクトのUI/UXデザインの開発舞台裏や広告事業本部によるスマートフォン動画広告のクリエイティブ制作事例、またゲームやエンターテイメント事業に携わる10社以上の子会社が所属する事業部SGE(Smartphone Games & Entertainment By CyberAgent)からはゲームVRのUI/UX開発話など、各事業から三者三様のセッションが行われ、どのセッションも盛況を博していました。
エンジニアのセッションでは、「AbemaTV」72時間ホンネテレビで行なった負荷対策やアドテク本部で行なっているAI Labの研究成果発表、秋葉原ラボによるデータ・マイニング、セキュリティチームが手がける脆弱性診断を体験出来る参加型のセッションなど、多岐に渡る技術情報の共有を行いました。
またセッションの他にも、様々な部門から全15個のブース出展を行いました。
昨年制作した「AWA」のARインスタレーション『P[AR]TY by AWA』。
こちらは「タップル誕生」で“いいかも”がもらえるプロフィール写真を、プロカメラマンに撮影してもらえるフォトブース。
みなさん最初は恥ずかしがりながらも、プロに撮ってもらった写真の仕上がりを見て最後は笑顔に。
ロボットサービス事業部のブースでは、Pepperとロボホンがお出迎え。
会場内のロボットを巡ると景品がもらえるスタンプラリーを実施していました。
フィジカルコンピューティング部のブースでは、部活で制作・出展した作品を多数展示。
サイバーエージェントビットコインのブースでは、ビットコインのマイニングPCが。みなさん初めて見るマイニングPCに興味津々です。
そしてブースの中でもひと際盛り上がりを見せていたのは、巨大なスクリーンを用意したゲームプレイコーナー!
人気プロプレイヤーを招いて開催した『ゲーム CA最強決定戦』ではゲーム実況も入り、プレーヤー・観客共に会場は熱気に包まれていました。
セッションの合間の休憩時間には、ブースを回ったり登壇者を囲んで談笑していたりと、様々な部署の技術者同士で話に花が咲いている姿が多く見られました。
『CA BASE CAMP』で行なったセッション内容の一部は、Developers Blogにてスライドと共に順次公開していく予定です。
更新したブログ情報は本記事にも追記して行きますので、ぜひ公開をお楽しみにお待ちください。
【スライド付き!CA BASE CAMP セッション記事(随時更新)】
AbemaTVのUIデザイン 僕なりの運用の心得 | AbemaTVデザイナー松本 俊介
【前編】3年連続ベストアプリに選ばれ続ける『AWA』のUX | AWA三者対談